食べ物のおはなし |
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旅行のお楽しみと言えば、食事でしょ!コンペは3番目かな… 飛行機が昨年と同じユナイテッドだったので機内食についてはあまり代わり映えも無く、おなじみのきつねらーめんも食しました。それはそれで置いといて、飛行機で寝ておかないと後でキツイから寝ようとして目を閉じるんだけど、ああいうところでは中々上手く寝られないね。事前に病院で睡眠薬を貰っておいたのでそれを半分だけ飲んで見たのだけど、眠気は一向に表れない。ならば酒でも飲んでみるか、とドリンクメニューを見たらベーリーズがあったのでそれを注文。ついでにこれも飲みたかったので、客室乗務員のおっちゃんに「ベーリーズ&ジンジャーエール!」って頼んだら、おっちゃんに「混ぜるの?」みたいな事を聞かれ周りの乗客が大爆笑。 私には何がおかしいのか良く分からん。でも、おっちゃんからベーリーズの小瓶とジンジャーエールになぜかマドラーを挿されて渡されてしまった。混ぜないと言ってんのに。 しかしべーリーズを貰ってみて気がついたんだけど、これってどうやって飲むもんなの?ジンジャーエールと混ぜるのは不正解だと言うのは分かったけど、本当の飲み方が分からない。仕方ないんでマドラーがストロー状になっていたからそれを小瓶に挿し、アンプル剤を飲むような要領で飲み干してみた。原液は濃い。 だからジンジャーエールを間に飲み、ってこれってある意味混ぜて飲んでる状態だな〜なんて思いながら、さっきのおっちゃんが通りかかったので、空のベーリーズの小瓶にマドラー挿したまま返したら、ぎょっとした顔された。この飲み方も正しくは無いらしい。 お陰でぐっすり眠れました。国内線に乗り換えて、隣の酔っ払いおばさんにがんがん体を当てたれたり、毒ガス並の放屁をされても決して目を開けることはしませんでした。ありがとうベーリーズ。 オーランドに着いたらスーパーへかい出し。水とか朝ごはんを買う。向こうの水道水ってなんか鉄っぽい味がするんだよね。ミネラルウォーターは必須。ご飯系は昨年のホテルと違って付近や、ホテル内にも食べる所があるのであまり買い込む必要が無かった。パンとハムとチーズとポテトサラダのパックとヨーグルトとお菓子少々を割り勘で買い、個人的に紅茶のティーパックと牛乳、サラダとブルーベリースコーンとチョコマフィンを購入。アメリカの焼き菓子は美味い。バースディケーキはヤバイ。食べ物に対して絵の具並みの色数でデコレーションする風潮は何故なんだろう?緑や青のクリームなんて人間の食べる代物じゃあないぞ。ちなみに、ターゲットの食料品売り場でも絵の具のようにクリームが陳列されていた。ついでに言うとデコレーション用のラメジェルなんてのも売られていた。フェイスペイントの後にこれを塗るのも手だったな。 初日位レストランで食事しましょう、と提案しまして、皆でシティーウォークを言うところへ行きまして、映画フォレスト・ガンプで登場したシュリンプ料理屋さんに入り、名物のシュリンプカクテルを注文。通常の半分の量を頼んだのに4人で食べきれない量が来て驚く。こんなにエビを食べたのは初めてだ。スパイシーで辛くて癖になる味でした。あと、私はクラムチャウダーを注文。直径30センチはあろうかって程の大皿で来てこれも驚く。でも底は浅いから見た目だけだった。味は出汁が出てて美味しいけどちょっと塩っぱい。 店内では店員さんによるパフォーマンスも盛んで、突然フォレスト・ガンプクイズみたいなことをして大いに盛り上がっていました。この店に入るお客さんは映画を見ていて当然な風だったけど、私は実は一度も見たことが無かったので、内装など映画に関係した物が沢山置かれていたけど、全く分からずキョトーンでした。まるでアメトークでドラゴンボール芸人が一生懸命魅力を語るのを片手間で聞いてる感じ。知ってて当たり前みたいな顔するなよ。 ホテル内ではワークショップやセミナーやコンペ受けるので大忙しで殆ど部屋での食事だったのだけど、唯一ピザハットにはお世話になりました。ピザ以外のサイドメニューばっかり頼んでた。やっぱりここでも天邪鬼。beked breadってのが気になったので3本頼んだら、言い方が悪くて5本に増えてしまった$3.75。まあ、皆で食べればいいかと思って注文。出てきたのはピザ生地をチーズを振りかけて焼いて細切りにした物。それにサルサソースのようなディップをつけて食べるんだけどそんなにほんのりスパイシーで油っぽくなく美味しかった。 あ、写真撮るのは忘れました。 他には、スープとbuffalo wingとサラダを食べてみた。スープはビーフとオクラのスープでカップヌードルより一回り大きい容器にたっぷり入って$2.50。これもビーフの出汁が出て美味しいんだけど塩っぱい。半分位飲んでお湯を足したらちょうど良い濃さになった。多分朝からずっと置いてあって煮詰まっているのだと思われ。 buffalo wingは意味を直訳して??だったんだけど、出てきた物をみたら、辛いソースに付焼きされた鳥の手羽元が6本入って$3.75。味は辛いけど色んなスパイスが効いていてとても美味しかった。一本は仲間に上げて5本完食。食べ過ぎだわ。 サラダは、これがちょっと曲者でした。レタスときゅうりとトマトだけのシンプルなサラダを頼んだらなんと$5.00もする。buffalo wingより高くてびっくり。仲間がチキンサラダを頼むと$6.20だと言う。肉より野菜の方が高いってのは腑に落ちなかったけど注文しちゃったのだから諦めて包んでもらうとドレッシングが日本のプリン並みの大きさの容器に入れられてやってきた。サラダより多い。後で食べてみると、案の定塩っぱくて野菜の先っちょにちょっぴり付けるだけで十分でした。しかし、アメリカ人はこのドレッシングを普通に食べきるのだろうか?思いっきり塩分過多だろう。日本人が長生きなのが分かる気がした。 スターバックスは全然利用しなかったんだけど、バーでカクテルをご馳走になった。名前は忘れてしまったけど透明で生ミントがいっぱい入っていて、ライムを搾って飲むの。とてもさわやかな味で美味しかった。確かこれってヘミングウェイが愛したお酒って聞いたような。。 コンペの最後に大きなパーティが催されるのは昨年と同様で、今年も盛大なパーティが行われたのですが、その食事内容は昨年とほぼ一緒だったのだけど味はどれも美味しかった。昨年の料理はパッサパサの辛い酸っぱい塩っぱいだけでコクってのが全然無く、アメリカ料理はまずいって評判だから仕方ないよなと諦めムードだったのに、今年はサラダのドレッシングも鶏肉料理の味付けもとてもよいバランスで、アメリカ料理も捨てたもんじゃないなと好感触でした。今年の食事ははずれがない。ただし、ケーキはだめだったな。アメリカでのデコレーションケーキの考え方は日本人には受け入れられないのかもしれない。いや、スポンジ部分は美味しいのよ。でもクリームの甘さが過剰で大味。まさしくアメリカを最後に満喫しました。こんな私ですが、3分の1残し。 26日の一人街歩きの日は、ターゲットの中にスタバとピザハットがあったが、お買い物で忙しく食べている暇がなかった。代わりにビーフジャーキーを購入し齧りながらほうぼうを散策してました。$2.30。昨年お土産で空港の中で購入した時は$7〜8もしたから、あまりの安さに驚く。だったらこれを大量購入してお土産にしようと思ったけど、空港以外のところで購入するのは何か問題があったりなんかして、税関で没収されたらどうしようとチキンな発想をしてしまい泣く泣く断念したのだが、用紙に申請すれば普通に持ち込めることを後に知り後悔する。 夜は待ち合わせした皆さんとアフリカ系創作料理?のレストランでお食事。今回は2回もレストランに行けたのでとても嬉しい。でも、ビーフジャーキーの食べすぎと歩き疲れて食欲が湧かずあまり楽しめず。それでもパエリアがおいしかった。後、バター。バジルが練りこまれていて、塩気はやっぱり強いんだけど、疲れていたせいかとてもおいしく感じられバター付け付け、パンを3個も食べてしまった。今、日本では手に入らないバターを沢山食べられてある意味とても贅沢?。 帰りの飛行機は、座席が一番後ろのトイレの前だったのだけど、私が座った窓側は丁度飛行機の胴体が丸くカーブしている場所で座席と壁の隙間が20センチ位空いていて足が伸ばせる上、前の座席が空いているので背もたれを倒される心配もないという、とても快適な場所でした。まあ、トイレの水がうるさいけどイヤホンしちゃえば、ねぇ。てか漠々眠っていたので全然分からないや。と言うのも最後の最後に体調を崩してしまい、搭乗前にバファリンと酔い止めを飲んだらものすごい眠気が襲ってきてずうっと夢見ごこち状態。 でも食べるものは食べました。きつねらーめんは持って帰った。 座席が一番後ろで、快適だと思っていたけど機内食が選べないというデメリットがあるのは知らなかった。チキンを頼んだ仲間が料理がないって事で、特別食なる料理を渡されそうになったが、まだ料理が残っていた事が判明し、もともとのエコノミーの料理と取り替えられそうになったので思わず「そっちも食べてみたい」と言って見たら「残るのもなんですし良かったらどうぞ」と気前良く客室乗務員のお姉さんから頂いてしまった。わーい!具合悪いけど食欲は別。 なんでもビジネスクラスの料理だと言うそれは、鶏肉の焼いたのにトマトソースが掛かっていて下には、なんか直径五ミリの粒つぶした穀物系のものが敷かれている。クスクスっぽいけど何だろう。食べてみるとゆですぎたスパゲッティのような感触であまり味がない。きっと本来なら鶏肉に掛かっているトマトソースと絡めて食べるんだろうけど、トマトソースの量が少なく残念ながらそれを単品で食べるしかない。したがってあまり美味しくはない。鶏肉は切れ込みが入っておらずプラスチックナイフで切るのだけど、これが地上のレストランで出されたのならば、かつて学んだテーブルマナーよろしく食すのだけど、狭い機内で切ったりするのは大変だしめんどくさい。あ、ビジネスクラスは空間広々だから良いのか。食材の提供方法でも区別されている事を知った瞬間でした。 それは別の話として、味は…あまり美味くない。これもトマトソースに絡めて食べる代物らしいが、肝心のトマトソースがちょこっとしかない訳だから美味い訳がない。だから残ったのか…と気がついた時は既に遅し。好意で頂いた物を残す訳には行かないと無理やりなんとか完食しました。凄いお腹いっぱい。そしてまた寝る。朝食も、私らの席に来る頃は選択する余地は無く、有無も言わさずホットサンドイッチを提供される。もう一個頂戴、と言えばもしかしたらまたくれるのではと淡い期待を持ったけどどんだけ食べるんだよ、と思われたくないので大人しくそれを食す。 帰りの飛行機でも一度位は酒を飲んでおこうと欲を出し、メニューからスクリュードライバーを選ぶ。もうベーリーズは勘弁。黒人のお姉さんが引くドリンク提供ワゴンがやってきたので、元気良く「スクリュードライバー」と頼んだら発音が悪く聞き取ってもらえなかった。あぁっ?と眉をひそめる黒人さんにその後も「スクリュードライバー」と繰り返しても通じず最後は「スクリュー……、ジンジャーエール」と鳥居みゆきギャグ?を地で演じ情けない気持ちになり旅は終了。 |
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えび屋 | |
内装 | |
えび料理とサラダ | |
クラムチャウダー | |
牛肉とオクラのスープ | |
buffalo wing(食べ掛け) | |
ドレッシングとサラダ | |
パーティの鶏肉料理 | |
ゲロ甘ケーキ | |
アフリカ創作料理屋 | |
右側が特別料理 | |
ついでの牛肉料理 | |
スペースが余ったので… ↓ |
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雲の上 | |
ワシントンDC上空1 | |
ワシントンDC上空2 | |
アラスカ上空 | |
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